1970-03-25 第63回国会 衆議院 建設委員会 第6号
しかし、それではその場合を予想してふだん全部に防水設備をするかといったら、これはたいへんな費用がかかって、家賃に換算いたしまして非常なものになってしまってどうにもならないということで、結局、配管の間の遊びのようなところをできるだけ詰めますとか、あるいはクラックができるだけ起こらないようにするとかいうことはいたしますが、あとは必要十分なだけの水をかけていただいて、そこでとめていただく。
しかし、それではその場合を予想してふだん全部に防水設備をするかといったら、これはたいへんな費用がかかって、家賃に換算いたしまして非常なものになってしまってどうにもならないということで、結局、配管の間の遊びのようなところをできるだけ詰めますとか、あるいはクラックができるだけ起こらないようにするとかいうことはいたしますが、あとは必要十分なだけの水をかけていただいて、そこでとめていただく。
とびら式にして少くともやはりトンネルの入口に五寸か六寸ぐらいの厚みの一つのへいのようなコンクリートで防水設備をしないか、そういうことが多分起ってくるのだと私は運輸委員会で申し上げたことがあるのです。ところが御承知の通りトンネルの中はこういうような勾配になって、まん中が水浸しになって始末がつかない。ポンプも何もみな水浸しになってしまった。
(2)関門隧道の浸水とその復旧作業について 関門トンネルは、今次豪雨により浸水不通となりましたが、その浸入口たる両側入口における防水設備は必ずしも万全の構えをとつておらず、その地形的条件に対する認識が不十分であつたと言わざるを得ません。